冬へ向かう
今日は寒かった。雨が冷たかった。
でも私が暮らしていた大学があった場所は積雪は勿論していないけれどもう雪が降っている筈。TVの天気予報を見るたび、目線が北へ。
札幌はどうだったのか…もう吐く息が白いのだろうとか、窓ガラスが曇る頃ではないだろうか…と。
霙混じりの道路をコートを着込んで、手袋をはめ、鼻の頭を冷たくしてお気に入りの白のMTBに乗って北12条の門をくぐっていた頃が懐かしい。
暫く居たNYも丁度あの街と同じような気候で、この季節になると、風の匂いや冷たさや、屋内の温かさや…そんな景色が恋しい。
多分、無闇に愉しかった時期だったのかも知れない。今の自分が形成された場所だからかも知れない。
遠くなったからかも知れない。不可逆だからかも知れない。帰りたい…と時々渇いたように思う。
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