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J.R.R.トールキン John Ronald Reuel Tolkien

1892年1月3日 - 1973年9月2日 イギリスの作家、言語学者。
オレンジ自由国(現在は南アフリカ共和国の一部)のブルームフォンテン生まれ。
トールキン家の故郷は現ドイツのザクセン州で、イギリスに渡ったのは18世紀頃。母親が敬虔なローマ・カトリック信者でトールキンが12歳の時に他界。トールキンのカトリックへの信仰に深い影響をもたらした。 孤児となったトールキンはバーミンガムの司祭に育てられ、1915年に優秀な成績で英語の学位を取りオックスフォード大学卒業後、作品内のヒロインとして登場したルーシエンのモデルとなるエディス・ブラットと翌年1916年3月22日に結婚。その後、第一次世界大戦に英陸軍士官として従軍するも塹壕熱を患いイギリスに戻った。療養中、後に『失われた物語の書』と呼ばれるものについての着想が芽生え始めたとされる。
戦後は、オックスフォード英語辞典の編纂作業やリーズ大学で英語学の講師に従事し、1925年にアングロサクソン語の教授としてオックスフォード大学へ戻った。1945年にはオックスフォードのマートン学寮に英語学および英文学の教授として移り、1959年に引退するまで教鞭を務めた。 妻エディスとの間に4人の子供を儲け、 オクスフォードのトールキン夫妻の墓には中つ国の最も有名な恋物語の一つから、「ベレン」×「ルーシエン」が刻名されている。

指輪物語―旅の仲間

The Load of the Rings :The Fellowship of the Rings (1954-55)

KEN-GさんのREVIEW

  本書は半世紀にわたり世界中の人々が魅了された物語である。神話・民話を伝承文学とし、近代のファンタジーと線引きをするのであれば、本書は間違いなく、その間に存在する。この作品なくして、近代のファンタジーは存在しえなかったであろう。映像化不可能と言われた本作品が、愛読者の力により映画化されたことは記憶に新しい。

 物語は、中つ国はホビット庄からはじまる。そこに住まうホビット達は人間の大人の半分しか背丈がない。靴ははかず、皮の厚い毛の生えた足で野山を歩き回る。陽気で穏和で楽天的で1日6回の食事と、加えて週2回ぐらいごちそうの出るパーティーがあれば、標準的なホビットの暮らしといえる。
 そんなホビット達のくらすホビット庄に住むフロド・バギンズは、養父ビルボ・バギンズから一つの指輪を受け継ぐことになる。冒険好きでエルフや魔法使いと友人という、“標準的なホビットとして似つかわしくない”ビルボがかつての冒険で偶然手に入れたその指輪は、じつは魔法の指輪だった。魔法の呪縛に“うすく引き延ばされた”ビルボは、魔法使いガンダルフのすすめにより指輪をフロドに託し、エルフの隠れ里・裂け谷へと去っていく。

 ビルボの跡を継いだフロドは一見して“ホビットらしい“暮らしを送っていたが、徐々に指輪の魔力がホビット庄へ近づいていた・・・。

危険を察知したガンダルフのすすめで、フロドは村のはずれに居を移し、ホビット庄を離れる準備をする。しかし準備万端ととのってガンダルフと落ち合う約束の季節になっても彼は現れない。かわりに黒ずくめの騎馬が現れ、「バギンズ」を探し始める。フロドは年若い従弟にあたるメリーとピピン、そして忠実な庭師サムワイズとともにホビット庄を後にした・・・

RPGの普及によってファンタジーは世間に受け入れられ、また、ハリーポッターに代表されるファンタジー小説のブームにのった、いわゆるファンタジーなれした人であっても、本書を読むのには苦労するのではないのだろうか? 読者に提示される情報は、絵本に出てくるような平和でのどかなホビット庄で、どきどきするような冒険なんてかけらもない。しかし、そこに真綿でしめられるように不協和音が広がり出す。そしてフロドと仲間達は平和で居心地の良いホビット庄を旅立つ。外の世界で何が起こっているのか、自分たちがこれから何に巻き込まれていくのか全く想像せずに。

物語を読み始めたとき、読者はひとりの「まっとうなホビット」にすぎない。ホビット庄の外の世界なんて何にも知らないのだ。読み始めて最初に感じる難解さ、困難さは、旅立ってみてホビット達が初めて感じる、外の世界のありよう、過酷さの一部である。だが、ホビット達と読者は、途中一人の「大きい人」馳夫と知り合い、裂け谷へようやくたどり着いてはじめて平和なホビット庄の外で起きている世界の危機を知ることになる。

ここまできてホビットと読者はホビット庄の住人から、中つ国の住人となる。

ここから先の物語は、ここに至るまでの困難さにくらべ、旅そのものはさらに過酷となるにもかかわらず、ページを捲るスピードはどんどん加速していくことになる。しかしながら、詩編や歴史背景などは一読だけで読み切れないのは事実である。この物語は、ひとつの学問である。読み返し、研究するたびにあらたな理解に至ることが出来るものである。

Thanks KEN-G. with fast fellowship×××

STORY

 「道は続くよ、どこまでも」…そう、ファンタジーファンがファンタジー好きであり続けられ、どんなに大人になっても読み返す度に胸が躍り、自分の成長や感動の抽斗(ひきだし)と共に指輪物語も変わり、いつまでも色褪せることがない。
 そんな物語の始まり…「旅の仲間」。

 (いさか)いを嫌い、おもてなしと食べるのが大好きな小さい種族―ホビット―のフロドは義父のビルボから魔法の指輪を譲り受ける。


REVIEW

準備中。

  • 新版 指輪物語〈5〉二つの塔 上1 (評論社文庫)
  • 新版 指輪物語〈6〉二つの塔 上2 (評論社文庫)
  • 新版 指輪物語〈7〉二つの塔 下 (評論社文庫)

評論社
瀬田 貞二 訳       発行:2002/01/16
ISBN : 4-00-322049-8   文庫版 / 414p

指輪物語―二つの塔

The Load of the Rings :The Tow Towers (1954-55)

KEN-GさんのREVIEW

 本書は半世紀にわたり世界中の人々が魅了された物語、その第2部にあたる。

 ホビット族のフロドが養父ビルボから譲り受けた魔法の指輪は世界を支配するほどの魔力を秘めた冥王サウロンの力の指輪だった。
 かつての戦争で討ち滅ぼされたはずの冥王はいまやその力を徐々に取り戻し東の彼方暗黒の国モルドールから、中つ国を征服する準備をすすめていた。力の指輪の存在する限り冥王は滅びず。そして指輪を破壊するには指輪が生まれた場所、モルドールの火山、赤く溶けた岩が逆巻く“滅びの亀裂”のうちに投げ込む他はなかった。 とうてい実現不可能なこの任務へフロドは自らが指輪を運ぶことを決意する。それを助ける旅の仲間は、魔法使い灰色のガンダルフ、失われた人間の王の末裔アラゴルン、王無き国の戦士ボロミア、エルフ族の王子レゴラス、ドワーフ族のギムリ、そしてホビットから従弟メリー、ピピン、そして忠実な庭師サムワイズ。しかしながらその道半ばにしてあるものは奈落に消え、あるものは指輪の魔力により乱心し、結果、オークの襲撃をうけ仲間は離散し、第1部は幕を引いた。
本作では道を違えた旅の仲間達を、二つの物語として追いかける。オーク達にさらわれたメリーとピピンを救うため決死の追跡に走るアラゴルン、レゴラス、ギムリの3人の物語。やがてこれは裏切り者、賢者サルーマンと騎士国ローハンの民との戦さへと発展する。いまひとつは使命のため、モルドールへの過酷な道を孤独に進むフロドとサムの物語。二人はビルボより以前に指輪を所持し、身も心も醜く堕落させられたゴクリと出会い、彼を案内人として奇妙な、影の下を歩く旅を進む。それぞれの物語で、離散した旅の仲間達はそれぞれの活躍を見せていく。

 また中つ国のありようが少しばかりひもとかれ、新たな登場人物達が舞台を彩っていく。なかでも、ボロミアの実弟ファラミアと、騎士国ローハンの姫エオウィンはその人物像と葛藤とが印象深い。各々、二つの物語の主人公たちに出会い、影響を受け、選択したその行動は物語に奥行きを与える。特に後者は本作中唯一人間族の女性として活躍する人物で、神話上のAthenaやValkyrieを思わせる勇ましさと気高さ、純粋さを見せてくれる。

 タイトルに示される二つの塔は物語の舞台となるサルーマンの居城オルサンクと、モルドールの最前線ミナス・モルグルを指すと考えられる1)が、場面を違えた二つの物語が相並んで屹立することを象徴しているかにも捕らえられる。

 それぞれの物語の主人公達は思い悩み後悔する。
 「わたしのすることなすことみんな裏目に出る。」2)
 「わたしの選択はどれもうまくなかった」3

 しかしながら彼らは立ち止まらない。自らを奮い立たせ、あるいは信頼する仲間の助けを得て、あるいは離ればなれになってしまった仲間を思い、時に軽口をたたきながら足を前に踏み出す。
 暗い、希望の光の少ない影に覆われた時代をひたむきに足掻きながら進んでいく。

 「途中で引っ返した者があったとしても、その連中のことはわからないでしょう。忘れられてしまったでしょうから。おらたちの聞くのは、ただそのまま道を続けた者たちのことですだ」4)

アラゴルン達はいよいよ冥王との戦の最前線、アラゴルンが王として帰り着くべき場所ゴンドールへと向かう。フロドとサムはモルドール入国目前にしてゴクリの裏切りにあい危機に陥り第2部は締めくくられる。

 そして指輪を巡る戦いは、二つの物語がハーモニーを奏でるように調和しながら第3部へと続く。


1) サウロンが座す闇の塔バラド・ドゥーアを指すと言う説もあるようだ。
2) アラゴルン
3) フロド
4) サムワイズ

Thanks KEN-G. with fast fellowship×××


STORY

  小さい種族のビルボは、穏やかで自分たちの村―ホビット床で暮らしていた。


REVIEW

 シェイクスピアの4大悲劇は青年期のハムレット、中年期のオセロで壮年期がマクベス、老年期のリア王…(多分w)に分かれているのが面白い。
 

  • 新版 指輪物語〈5〉二つの塔 上1 (評論社文庫)
  • 新版 指輪物語〈6〉二つの塔 上2 (評論社文庫)
  • 新版 指輪物語〈7〉二つの塔 下 (評論社文庫)

岩波文庫
野島 秀勝 訳       発行:2002/01/16
ISBN : 4-00-322049-8   文庫版 / 414p

新潮文庫
福田 恒存 訳   ISBN : 4-10-202003-9   発行:1967/09     文庫版 / 246p

指輪物語―王の帰還

The Load of the Rings : Return of King (1952-3) 

STORY

準備中


REVIEW

 

  • 新版 指輪物語〈5〉二つの塔 上1 (評論社文庫)
  • 新版 指輪物語〈6〉二つの塔 上2 (評論社文庫)
  • 新版 指輪物語〈7〉二つの塔 下 (評論社文庫)

野島 秀勝 訳       発行:2002/01/16
ISBN : 4-00-322049-8   文庫版 / 414p

新潮文庫
福田 恒存 訳   ISBN : 4-10-202003-9   発行:1967/09     文庫版 / 246p

指輪物語―追補編

STORY

  小さい種族のビルボは、穏やかで自分たちの村―ホビット床で暮らしていた。

REVIEW

 シェイクスピアの4大悲劇は青年期のハムレット、中年期のオセロで壮年期がマクベス、老年期のリア王…(多分w)に分かれ

  • 新版 指輪物語〈5〉二つの塔 上1 (評論社文庫)
  • 新版 指輪物語〈6〉二つの塔 上2 (評論社文庫)
  • 新版 指輪物語〈7〉二つの塔 下 (評論社文庫)


岩波文庫
野島 秀勝 訳       発行:2002/01/16
ISBN : 4-00-322049-8   文庫版 / 414p

新潮文庫
福田 恒存 訳   ISBN : 4-10-202003-9   発行:1967/09     文庫版 / 246p

ホビットの冒険

The Load of the Rings : Return of King (1952-3) 

STORY

  小さい種族のビルボは、穏やかで自分たちの村―ホビット床で暮らしていた。


REVIEW

 

  • 新版 指輪物語〈5〉二つの塔 上1 (評論社文庫)
  • 新版 指輪物語〈6〉二つの塔 上2 (評論社文庫)
  • 新版 指輪物語〈7〉二つの塔 下 (評論社文庫)

岩波文庫
野島 秀勝 訳       発行:2002/01/16
ISBN : 4-00-322049-8   文庫版 / 414p

新潮文庫
福田 恒存 訳   ISBN : 4-10-202003-9   発行:1967/09     文庫版 / 246p

シルマリルの物語

The Silmarillion (1952-3) 

STORY



REVIEW

 とんでもなく成熟した創作神話と歴史。指輪物語が舞台となる中つ国の国創りから種族の創造とそれらの歴史が壮大なタペストリーとなっている。
これほどの膨大な背景を設定した上で「指輪物語」や「ホビットの冒険」が登場したのか正にトールキンはその脳内で神の創造領域に近いことを考え、可視化し、キャラクターを動かし自然や風景・民族史まで、


 成功の所以は地球上の人類史や伝承されている神話や現存する叙事詩からの影響を受けているという点かと思う。
 未来に関するものは私たちの記憶にはない。けれど、過去に起こった事柄は、人としてDNAの中に組み込まれた普遍性や汎用性がるのではないか?…見えない説得力が私たちの心を打ち震わすのかもしれない。

 これらは膨大なメモをトールキンが他界後、息子のが編集したもの。
私たちトールキンファンは2代に渡る偉業の成果があってこそのトールキンファン。
「指輪物語」だけのファンというより「シルマリル」を知ってより一層「指輪…」ファンになった方もきっととても多いと思う。 「指輪物語」を読まれた方で未だ「シルマリルの物語」を読まれていらっしゃらない方は是々非々、ご一読を♪
許すことの知らない、妥協を知らない若く苦い魂の悲劇の物語。



The Silmarillion

タイトル1(xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx)

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終わらざりし物語

The Load of the Rings : Return of King (1952-3) 

STORY


REVIEW


  • 新版 指輪物語〈5〉二つの塔 上1 (評論社文庫)
  • 新版 指輪物語〈6〉二つの塔 上2 (評論社文庫)
  • 新版 指輪物語〈7〉二つの塔 下 (評論社文庫)

岩波文庫
野島 秀勝 訳       発行:2002/01/16
ISBN : 4-00-322049-8   文庫版 / 414p

新潮文庫
福田 恒存 訳   ISBN : 4-10-202003-9   発行:1967/09     文庫版 / 246p

ビルボの別れの歌

STORY



REVIEW


サンプル画像

タイトル1(xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx)

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