1962年9月16日―新潟県栃尾市(現長岡市)出身。 1988~89年にロータリー財団奨学金でフランスに留学。 1991年『バルタザールの遍歴』で第3回日本ファンタジー大賞を受賞してデビュー。 2003年『天使』で芸術選奨新人賞を受賞。 その他の著書に『モンティニーの狼男爵』『1809』『検察側の論告』などがある。 夫は佐藤哲也(小説家)。 公式サイト:新大蟻食の生活と意見
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オットーとカール・メニッヒ兄弟はオーストリア軍の塹壕で三年を過ごしていた。 ある日何故か自軍に捕えられる。二人は脱出して無人となった前線を突破するのだが、不思議な場面に遭遇する。
19世紀末ウクライナ。馬泥棒の倅グレゴールは親父の影響で悪の道に手を染めるが、自分の才能を知り抜き、しがない小悪党集団の親父らと袂を分かつ。 独自に密輸業で成功するが、ある日、町でヴィリという名の女と出会う。強烈に惹かれるものの、女には夫と息子がいた。
1921年のハンガリー。退位したハプスブルク家のカール一世はハンガリー王の地位を狙いクーデターを画策。 ジェルジュはそれに呼応する内部の動きを封じるために、単身ブダペストへ派遣される。 だがブダペストでは一人以上の敵がそれぞれの仕方でジェルジュを迎え、狂犬の異名を持つ男によって、かつてない危機に陥る。
表題作。件の顧問官はすでに他界。組織は過渡期を迎えていた。 ジェルジュは組織を離れ、若かりし頃に一度封印した感情を解き放つ。愛する女には夫があった。その夫とは…。
サド侯爵の性癖を弟はオーストリア軍の塹壕で三年を過ごしていた。 ある日何故か自軍に捕えられる。二人は脱出して無人となった前線を突破するのだが、不思議な場面に遭遇する。
19世紀末ウクライナ表題作。ールは親父の影響で悪の道に手を染めるが、自分の才能を知り抜き、しがない小悪党集団の親父らと袂を分かつ。 独自に密輸業で成功するが、ある日、町でヴィリという名の女と出会う。強烈に惹かれるものの、女には夫と息子がいた。